2008年03月17日

学校裏サイトは、民間団体の推計では30万以上とも言われる

学校裏サイトでの「ネットいじめ」は、ネットの匿名性と相まって、拡大、深刻化しやすい。相談に乗ってくれていた“親友”が、実は中傷を書き込んだ本人だったという例もある。

携帯電話各社は2月から、未成年者が購入する際、親が拒まなければ、有害情報への接続を規制するフィルタリングサービスを付けることにした。

子どもを被害者にも加害者にもしないためには、とりわけ親の役割が大きい。

おもしろ半分の行為も、匿名の世界ではすぐにエスカレートし、時には、相手を不登校や転校、自殺に追い込みかねない危険性をきちんと教えなくてはならない。

子どもにおもねらず、年齢に応じて使用時間などを制限したり、フィルタリングサービスを利用させたりすることも大切だ。

いじめられている子どもには、頻繁にチェックしていたメールを見なくなるなど異変が現れる。それを見逃さないようにするには、普段からの会話が大事だ。

日本PTA全国協議会の調査では、携帯電話の使用について親子で「よく話す」「時々」と答えたのは、小学5年では親8割、子ども6割、中学2年では親9割、子どもはその半分だった。

相互の認識の違いを埋める努力が、親には求められる。

教師も異変に気づける機会は多い。生徒らへのアンケートが、ネットいじめの発覚の端緒になることもある。道徳の授業などで、生徒らに何が問題かを考えさせ、理解させることも必要だろう。

問題のある書き込みの見つけ方や対処法など、ネットの知識や技術も身につけたい。
(2008年3月16日 読売新聞)
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2008年03月14日

学校裏サイトを通じた中傷やいじめは2006年ごろから目立ち始める

いじめの温床になっているとして社会問題化しているインターネット上の「学校裏サイト」を文部科学省が調べたところ、集計がまとまった39都道府県だけで約3万8000件が開設されていることがわかった。

 このうち少なくとも2割で、「ウザイ」(うっとうしい)「氏ね」(死ね)といった特定の個人への攻撃や中傷が確認された。同省は14日午後に都道府県の青少年行政の担当者などを集めて開く「ネット安全安心全国推進フォーラム」で集計結果を公表、対策の具体的検討に乗り出す。

 「学校裏サイト」は、学校の公式サイトとは別に、児童や生徒などが開設した非公式な掲示板の総称。

 同省によると、学校裏サイトを通じた中傷やいじめは2006年ごろから目立ち始め、同年秋には、仙台市内の中学3年の男子生徒が「この世から消えろ」などと中傷されて不登校になり、書き込んだ生徒2人が家裁に送致された。昨年7月に神戸市の高校3年の男子生徒が自殺したケースでは、サイト上に裸の写真や悪口が投稿されていた。

 ネットを巡るトラブルの相談を受けている「全国webカウンセリング協議会」にも、学校裏サイトに関する悩みや相談が昨年1年間に374件寄せられた。

 このため、同省は今年1月から民間の調査会社とNPO(非営利組織)に委託して実態調査を開始。裏サイトを紹介している「全国学校サイトRANK」や、ネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」から探し出したり、中高生から直接聞き取ったりする方法で集計した結果、九州と沖縄を除く39都道府県で約3万8000件あることがわかった。
(読売新聞)
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