2008年04月22日

学校裏サイト どう対抗 前橋のNPO取り組む

学校裏サイトの初の実態調査を文部科学省が15日公表した。携帯電話による書き込みが、友人を傷つけ、自殺に追い込みかねないのが裏サイトだ。どう克服すればいいのだろうか。調査に協力した前橋市のNPO法人「青少年メディア研究協会」の活動をもとに考えてみる。

 研究協会のメンバー下田太一さん(29)は3月下旬、群馬県高崎市立倉渕中学校で、保護者と先生約100人に訴えた。

 「『バカ、ブス、ウザイ』は、子どもたちが会話の中でも使う言葉です。学校裏サイトが問題なのは、そうした言葉が書き込みとして残ってしまい、不特定多数の目にさらされるということです」

 講演では決まって、携帯電話で閲覧できる裏サイトや自己紹介サイト「プロフ」(プロフィル)の画面を大映しする。露骨な中傷やわいせつな言葉、少女のヌード写真などといった刺激的な内容の紹介も辞さない。それは、「子どもが携帯電話を使う時にどれだけの問題が起きているか、大人が知らなすぎる」という思いがあるからだ。

 高崎市中心部から約20キロ離れた山間部にある倉渕中でも、2年生の半分ほど、3年生のほとんどが携帯電話を持つ。下村進校長(58)は「携帯電話にお金を出している保護者にも危険な面を認識してほしい。今や学校がすべてやるのは不可能なところまで来ている」と話す。

 情報メディア論が専門の下田博次・群馬大学特任教授(65)らは、01年に前橋市で「ねちずん村」(現在は研究協会の一部門)を発足させた。スタッフは、次男の太一さんら数人だ。子どもが巻き込まれるネット上の犯罪防止や、ネットの前向きな利用について研究。活動への注目度は年々高まり、07年度は全国で約300回の講演会や研究集会に招かれた。

 今年3月には、群馬大研究室として掲示板やプロフの書き込みの危険性を判断できるコンピューターソフトの可能性について調査報告をまとめた。ネット上の書き込みに、「ウザイ」「キモイ」など35の「有害語」が出ると中傷の噴出につながりやすいことを確認。こうした言葉の検索と、文脈を確認して危険性を判断するコンピューターソフトの開発に取り組むべきだと提言した。
(asahi.com) {PR}学校裏サイト
posted by 学校裏サイト at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校裏サイト

2008年04月17日

「学校裏サイト」3万8,000件、半数のサイトに「キモイ」「うざい」など中傷

文部科学省はこのほど、学校の公式ホームページとは異なる、児童や生徒が管理する学校関連のブログや掲示板、いわゆる「学校裏サイト」が全国に約3 万8,000件あったとの調査結果を公表した。2チャンネルなどの掲示板に掲載される「スレッド型」が最多であることや、抽出したサイトの半数に「キモイ」などの中傷が書き込まれていることが分かった。

同調査は、"ネットいじめ"の温床となっているとされる学校裏サイトの数や誹謗(ひぼう)中傷などの内容の実態について、NPO法人や大学教授の協力も得て文部科学省が今年1月から3月まで実施した。

サイトの掲載形態別に見ると、掲示板にスレッドとして掲載されている「スレッド型」が3万3,527件と最多となったほか、生徒が「個人ホムペ」と呼び、数人のグループで遊ぶ「グループ・ホームページ型」が1,944件、「Teens学園」「高校生のしゃべり場」など、全国の中高生がだれでも閲覧・書き込みができる「一般型」が1,931件、特定の学校の生徒が閲覧や書き込みをする「特定学校型」が858件だった。

また、同調査では、群馬、静岡、兵庫の各県の学校裏サイト約2,000件をサンプルとし、書き込み内容をさらに詳しく分析。その結果、約半数のサイトに「キモイ」「うざい」など中傷が書き込まれていることが分かったほか、性器の俗称などわいせつな言葉があるサイトが37%、「死ね」「消えろ」「殺す」など、暴力を誘発する言葉が含まれるサイトが27%を占めることも明らかとなった。

さらに、これら3県の中高生2,418人に対し、学校裏サイトに関するアンケート調査も実施。同サイトを「知っている」と答えた生徒が33.0%、このうち閲覧したことがある生徒は23.3%であることが分かった。さらに、閲覧した経験がある生徒のうち、13.8%が書き込んだことがあると回答した。

学校裏サイトなどを含めた"ネットいじめ"を防止するための対策講座を開く全国Webカウンセリング協議会理事長の安川雅史氏は、「今回は3万8,000件というが、これよりもっと多くの学校裏サイトが存在しているのは確実。これだけ裏サイトが広がった背景には、携帯電話の爆発的な普及とパケット定額制の浸透があるが、もっと本質的な原因としては親や教員の無関心と携帯利用方法への無理解がある」と指摘。

さらに、「『陰でコソコソやる』『匿名だと凶暴になる』といった傾向もあるようで、これらの要因が重なって子どもが暴走している。これに歯止めをかけるには、大人たちが本気になって裏サイトの問題に取り組み、適切な対処をすることが求められる」と述べ、本格的な対策の必要性を訴えている。
(マイコミジャーナル)
posted by 学校裏サイト at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校裏サイト

2008年04月08日

ネット対策DVD作成 「家庭での対応」が重要に

福岡市教委は、インターネットの有害情報から子供を守るための対応策をまとめたDVDを作成した。小学校から高校まで全市立学校に配り、PTA総会などで紹介する。

 福岡市内では、インターネットやメールでトラブルに巻き込まれる子供が増加。06年度は、掲示板やチェーンメールによるいじめが中学校6件▽学校裏サイト掲示板による暴力行為が同4件▽小学生による小学校への脅迫が1件あった。

 DVDでは有害サイトを選別するフィルタリング機能や、子供向け検索エンジンなどの便利な機能を紹介。また、料金上限などを定めている家庭は多いが、利用方法に関しては定めていない家庭が多いと指摘。利用履歴をチェックする▽利用ルールを決める▽子供の変化に敏感になる−−ことが効果的だとしている。
毎日新聞 2008年4月5日 地方版
posted by 学校裏サイト at 01:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校裏サイト