2008年12月25日

『学校裏サイトは危険』 webカウンセリングの安川さんが講演

「ネットいじめ」の問題に取り組む全国webカウンセリング協議会の安川雅史理事長が13日、浜松市中区の市福祉交流センターで講演した。突然、身の回りの何者かに中傷されて深刻な事態に至る事例を挙げ、「誰もが見ることができる怖さがあり、親や学校の無関心が一番まずい」と訴えた。

安川理事長は、在校生らの掲示板「学校裏サイト」などの実態を詳しく説明した。ある高校生の男子は万引常習犯という虚偽情報を書き込まれ、担任教師に相談したものの「そんなのを見る暇があれば勉強しなさい」と取り合ってもらえなかった。その後、裏サイトを見た就職予定の会社から内定を取り消されたという。

 安川理事長は「野放しにすると陰口がどんどん広がる。見るなとか、ほっておけとは一切言ってはいけない」と指摘した。なりすましメールやチェーンメールによる中傷例も紹介し、「自殺や不登校を招くこともあり、親や学校、地域が一体となって子どもを守ることが重要」と話した。

 学校が攻撃されるケースも報告された。中国地方の名門高校では中途退学者が裏サイトを開設し、でたらめな悪口を書いた結果、著しく評判を落とし、定員割れに陥った。

 協議会では、これまでに11万件の学校裏サイトを確認し、1万校から依頼を受け、悪質な書き込みを監視しているという。安川理事長は「問題ないと言う学校ほど危うい」とも話した。

 講演は心理療法カウンセリング講座として、協議会が第一高等学院浜松校と共催した。教師や保護者ら約50人が参加し、真剣な表情で聞き入っていた。
(中日新聞)
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2008年12月04日

大阪府公立小中学校で、児童生徒の携帯電話持ち込みを原則禁止とする方針

大阪府の橋下徹知事は3日、府内の政令市(大阪、堺)を除く公立小中学校で、児童生徒の携帯電話持ち込みを原則禁止とする方針を明らかにした。府教育委員会の調査で、携帯電話への依存傾向が強い子供ほど学習時間が短いなどの結果が示されたため。文部科学省は「都道府県単位での規制は聞いたことがない」としている。府教委から市町村教委への通達の後、年度内にも施行される見通し。

例外的に持ち込みを認めるケースについては、「両親が働いていて安全確保のために持たせている場合など」と説明した。

 府教委の調査では、児童生徒の1日の通話時間やメール送信回数を集計し、その「依存傾向」を低位、中位、高位の3段階に分類。その結果、学習時間が30分以下の子供の割合が、低位は29・6%、中位は41・7%、高位は50・3%という結果となり、携帯電話依存が高い子供は学習時間が短い、という傾向が浮き彫りとなった。

 すでに携帯電話の持ち込みを禁止している府内の小学校は88・1%、中学校は94・2%を占めているが、府教委児童生徒支援課では「禁止していても実際は持ち込んでいるケースは多いはずだ。今回の方針を機に『携帯依存』からの脱却を促したい」と話している。

 携帯所持の是非をめぐっては、政府の教育再生懇談会が今年5月の中間報告で「必要のない限り持たないよう保護者や学校が協力する」と提言している。
(産経新聞)
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